きゃくくる 無料で相談する

llms.txtとは?AIにサイトを正しく読ませる書き方と設置方法

公開: 2026-07-15 / 更新: 2026-07-15

llms.txtとは、AI(大規模言語モデル)に向けて、サイトの概要と主要ページを伝えるためにルート直下へ置くテキストファイルです。詳細版のllms-full.txtとセットで用意すると、AIがサイトの内容を誤解なく読み取る手がかりになります。本サイトも両方を実装・公開しています。

llms.txtとは何か?

llms.txtとは、AIに向けてサイトの概要や主要ページを伝えるために、サイトのルート直下(例: https://ドメイン/llms.txt)に置くテキストファイルです。Markdown形式で書く、提案段階の規格です。

ChatGPTやPerplexityなどのAIは、Web上の情報を読み取って回答を作ります。しかし通常のWebページは人間向けにデザインされており、AIにとっては本文とメニューや装飾の区別がつきにくいことがあります。llms.txtは、サイトの要点だけを機械が読みやすい形でまとめた案内板のような存在です。

注意点として、llms.txtはまだ提案段階の規格であり、すべてのAI事業者が対応を表明しているわけではありません。読み取りや引用を保証するものではなく、AIに正しく認識される可能性を高める施策の一つと位置づけるのが正確です。

llms.txtとllms-full.txtの違いは?

llms.txtはサイトの目次・要約にあたる概要版、llms-full.txtはサービス内容やFAQの全文を平文でまとめた詳細版です。

llms.txtには、サイト名・一言の要約・主要ページへのリンクと短い説明を書きます。AIが「このサイトは何のサイトで、どこに何があるか」を短時間で把握するためのものです。一方のllms-full.txtには、サービスの詳細・料金の考え方・よくある質問と回答など、AIが回答を組み立てる際にそのまま参照できる深い情報を平文で書きます。概要と詳細の二段構えにすることで、AIの用途に応じた読み取りに対応できます。

robots.txtやsitemap.xmlとは何が違うのか?

robots.txtはクローラーへのアクセス許可の指示、sitemap.xmlはページ一覧の通知が役割です。llms.txtはそのどちらとも異なり、サイトの内容そのものを要約して伝えるファイルです。

3つは競合するものではなく、役割分担の関係にあります。robots.txtで「AIのクローラーに来てよい」と伝え、sitemap.xmlで「ページはここにある」と知らせ、llms.txtで「内容はこういうものだ」と要約する。3点セットで揃えることが、AI検索対応の土台になります。

llms.txtの書き方とは?

Markdown形式で、サイト名(#)、一言の要約(>)、セクション見出し(##)とリンクのリストを書くのが基本形です。

実例として、本サイトが公開しているllms.txt(kyakukuru.jp/llms.txt)の冒頭部分を示します。

# きゃくくる

> Googleマップ対策(MEO)とAI検索最適化(AIO)を
> 一気通貫で自動化する、実店舗向けの集客SaaS。

## 主要ページ

- [きゃくくる公式サイト](https://kyakukuru.jp/): サービス概要・機能
- [無料相談フォーム](https://kyakukuru.jp/contact.php): 申し込み窓口
- [MEO×AI検索ガイド](https://kyakukuru.jp/guide/): 解説記事一覧

## FAQ

- Q: MEO対策とSEO対策の違いは何ですか? A: …

ポイントは3つです。第一に、冒頭の要約(>の行)に「何のサイトか」を1〜2文で書き切ること。第二に、セクションはページの羅列ではなく、AIに知ってほしい順(概要→主要ページ→FAQ→連絡先)で構成すること。第三に、FAQをQとAのセットで含めることです。AIはFAQ形式の情報を回答の材料として扱いやすい傾向があります。

設置と運用はどうするのか?

UTF-8のテキストファイルとしてサイトのルート直下にアップロードし、ブラウザで https://ドメイン/llms.txt を開いて表示されれば設置完了です。内容が変わったら忘れずに更新します。

特別なツールは不要で、テキストファイルを1つ置くだけです。設置後は、サイトに新しいページや記事を追加したタイミングでllms.txtにも追記する運用を習慣にします。実際のサイト内容とllms.txtの記述がずれたまま放置されることが、最も避けたい状態です。古い情報はAIの誤読の原因になります。

なお、店舗の場合はllms.txtの前にまず、Googleビジネスプロフィールの整備・口コミ・構造化データといった土台を固めることが優先です。llms.txtはそれらが揃った上で効いてくる、仕上げの一枚と考えてください。

まとめ

llms.txtは、AIに向けてサイトの概要を伝えるためにルート直下へ置くテキストファイルで、詳細版のllms-full.txtとセットで用意します。robots.txt・sitemap.xmlとの3点セットがAI検索対応の土台です。提案段階の規格のため効果を保証するものではありませんが、設置は簡単でリスクもなく、AIに正しく認識される可能性を高める一手になります。

神吉修平
神吉 修平SHUHEI KANKI

ALDONIX代表。兵庫県高砂市を拠点に、Webディレクターとして100件以上のサイト制作を指揮。現在は高砂・加古川・姫路エリアで、MEO×AI検索の集客サービス「きゃくくる」を運営。

llms.txtを含むAI向けの情報整備一式は、きゃくくるが自動化できます。

無料相談・MEO診断を依頼する →